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ヨガを楽しむ7つのヒント  ヨガヨム16号掲載

ヨガを楽しむ7つのヒント  2008年夏 掲載

ユキオ/背広ヨギ

私たちが普段実践しているアサナの練習は、様々な恩恵をもたらしてくれます。しかし、ヨガは身体が硬い人には向かないとか、高度なポーズをとることがよいとか誤解されている面もあります。そこで今回はヨガをより多くの老若男女が末永く楽しみ、その恩恵を得るためのヒントを紹介したいと思います。

1))お腹のマッサージで毒素排出 

 アサナは内臓をマッサージして老廃物を排出する働きがある点で、他の運動と比べて優れています。前屈、捻り、逆立ちなどで様々な刺激を内蔵に与え排出効果を高めます。病気の主な原因に、食べたものがうまく排出されないことがあることを考えると、健康維持に非常に有効です。
 また、お腹は感情のわだかまりが溜まる場所でもあります。「腹黒い」、「腹が立つ」、「腹に一物がある」などネガティブな表現も多くあります。精神的なストレスを抱えている人はお腹が硬直して、前屈が苦手な場合があります。しかし、身体は心とつながっているため、アサナの内臓マッサージ効果はそうした精神的わだかまりもほぐしてくれます。

2))抗重力効果でアンチエイジング

 人間の老化の原因のひとつに地球の重力があります。生まれてから死ぬまで、皮膚・内臓・骨など全てに地面へ向かう力がかかり、歳を重ねる毎に押しつぶされ、垂れ下がり老化してゆきます。ヨガでは頭立ちがアサナの王、肩立ちが女王と言われるほど逆転系のポーズが重視されるのも、日常とは逆の力を細胞に加えることで、若返りに効果があるからとも言われています。
 またムーラバンダとウディヤーナバンダは、人間が背筋を真っ直ぐにして立つために必要であり、アサナの練習の中でこのふたつのバンダを意識することは、常に若い姿勢を保ち、内蔵を正常な場所に収める効果があります。

3))質の良い睡眠で若返り

 ヨガは朝行うのが一番よいとされています。この習慣が身につくと早寝早起きになります。心身の回復を図る睡眠の最も効果的な時間帯が夜10時から2時とされていています。この時間帯は、人を睡眠に導き老化防止の働きをもつメラトニンや成長ホルモンが分泌され身体の再生が促進されます。
 また、ヨガの目的でもある心の働きを停止させる練習を日々していると、夢を見ることが少なくなります。夢はエゴの働きによるもので、夢を見ていない状態こそ真我に近いとされ、夢を見ていない深い睡眠中に真我からエネルギーを受けて、心がリフレシュされると言われています。

4)ストレス解消で健やかに生きる

 我々社会人は普段から良い食生活を心がけようとしても、日常生活の心のわだかまりからくるストレスによって、暴飲暴食をして体調を崩してしまうことがしばしばあります。ストレスは溜めずに、上手に解消することが大切です。ただし、その解消方法を他人や他の生き物に向けると、必ず自分に返ってくるという法則があります。
ヨガではアサナで身体に溜まったストレスを引き出し、呼吸の吐く息でそのストレスを宇宙に戻し、吸う息で天からのエネルギーを頂いて心身を健やかに保つ作用があり、理想的なストレス解消法と言えるでしょう。

5)意識の拡大で感謝の心を育む

 悩み事や心配事があると肩はこわばりお腹は硬くなり、目先のことにばかりに心が奪われ、視野や意識が狭まります。そんな状況でも、アサナによって身体を開いてゆくと、心のこわばりも少しずつ解消されます。さらに、プラナヤマ(呼吸法)により太陽からのプラナエネルギーを体内に取り入れることができます。
 太陽礼拝をすると、宇宙の遥かかなたにある天体太陽からプラナエネルギーが地球に降り注ぎ、大地からの恵みによって我々は生きていることに気づきます。この宇宙の壮大なシステムの中で、人間は生かされている存在だと意識を広げて実感した時、狭い意識の悩みは消え去り自分の存在が生かされていることへの感謝が育まれ、全てに満ちたりていることを実感するでしょう。

6)必要最小限で自由自在に生きる

 ヨガの練習をひと言で表現するなら「身につける作業ではなく、あらゆるものを捨てる作業」とも言えます。日々の練習を通じて自分の身体や心の不要なものが、少しずつ取り除かれていくことで、深い満足感を覚えたことのある方も多いと思います。これは我々の内側に、既に満ち足りることのできる素晴らしいものが存在することを意味します。
 そうした経験をヨガの練習ですると、普段の生活でも必要以上の物を持ったり、食べすぎたりせず、より快適に過ごせるようになります。ストレスの原因には、自分自身が抱く様々な想いがうまくその通りにならないことがあります。しかし、エゴが作り出す想いを捨ててゆくと、周りの状況を受け入れられるようになり、ストレスが生じにくくなります。そうすれば人は外の環境を変えることなく、真の意味で自由自在な生き方ができることでしょう。

7)調和とバランスを保ち中心を得る

 アサナの練習の中で自分の身体のバランスと調和を保つことは大切です。多くの人はアサナを通して自分の身体の歪みやアンバランスさに気づきます。しかし、それに気づいた時、調和とバランスを取る練習で、身体だけでなく心まで整えることが大切です。人間とは身体を通じて、自分の心を理解し整えることのできる存在なのです。
 調和とバランスを保つには、まずは自分の内側に中心を置き、次いで外の世界に執着しないことが必要です。これにより自分の存在意義や価値観を、外の世界ではなく自分の中心に見出せるようになり、どんな状況でも自分を見失わない充実した人生が歩めるのではないでしょうか。
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プロフィール

ユキオ

Author:ユキオ
学生時代の頃より、東洋思想・インド哲学に親しむ。特にインドの思想家のクリシュナムルティと禅の道元禅師に影響を受ける

1998年 背中の強い痛みの改善としてヨガを始める佐保田鶴治氏、番場一雄氏、アイアンガー氏の著作をもとに毎日自宅にてアーサナの実習を行う。
2001年 綿本彰氏の綿本ヨーガスタジオにて、ハタヨガのアーサナの指導を受ける指導者養成コース上級終了 呼吸法コース終了
2003年 ケン・ハラクマ氏のIYCにて、アシュタンガヨガの指導受ける。IYCアシュタンガヨガ指導者コース終了
現在 IYCにて指導中

昼間は、システムエンジアとして背広を着てます。

問い合わせ・連絡先メールアドレス
asathomaom@gmail.com

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