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蓮の葉が水に汚 されないように

一般的にヨガと言うと、ハタヨガを中心としてポーズの練習を思い浮かべますが、実際はそれ以外にバクティヨガ(神に献身するヨガ)、ギャーナヨガ(哲学により知恵を身につけるヨガ)、カルマヨガ(行動のヨガ)など様々なヨガがあります。しかし、そのどれもが自分自身を浄化し自分の本質を知るための手段です。

そして、我々一般社会人が一番身近にできるヨガがカルマヨガです。なぜならば、すべての人は行為言動なしに日常生活を送ることは出来ないからです。カルマヨガとは、そうした日常の行動を通じて、自分を浄化する方法なのです。

では、どのようにして浄化するかと言うと、自分の行為言動に対して代償や結果を求めず、純粋に行為そのものに意識集中することなのです。今現在の行為は、過去のカルマによって生じているので、それに対して色々評価したり考えたりせず、今この瞬間に集中して行為する受け入れることで、過去の因縁は消化されていくのです。

一般に多くの人は、自分の言動に対して見返りを求め、結果に対して良かった悪かったを評価します。そうすることによって益々人は感情によって生み出される想念によって支配され執着を深めて生きます。最終的には、自分自身を自分で束縛し新たな因縁を生み出します。

ポーズの練習も、自分のポーズを評価したり他人と比べたりすると、意識を自分の内面に向けることが出来なくなってしまい、あせりや苛立ちを感じ練習を楽しめることができなくなってしまい、そうしたマインドが怪我を引き起こしてしまう場合もあります。ですから、ポーズの練習も広い意味で言えばカルマヨガなのです。

ヨガの聖典「バガヴァド・ギーター」第5章10スローカには、カルマヨガの紹介として次のような記述があります。

「すべての行為行動をブラフマン(宇宙の創造主)に委ね、執着を捨てて行為する人は、罪悪により汚されない。蓮の葉が水に汚されないように。」

最初に、このスローカを読んだ時、「蓮の葉が水に汚されないように」の箇所に違和感を感じました。インド哲学の世界では、「蓮」を悟りの象徴として良く用いられますが、蓮の葉だって池で生息している以上、水には濡れるだろうと思いました。

しかし、実際は本当に蓮の葉は、水に濡れなかったのです。それは、科学的に研究され「ロータス効果」と呼ばれているのです。

ロータス効果とは、ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちてしまいます。この現象がロータス効果として、知られているのです。

その現象が、ナノテクノロジーとしてフッ素化合物やシリコーンに取り入れられ、現代の生活にも広く応用されています。その効果を2000年以上昔から人々は自然観察によって知り、それをカルマヨガの譬えとして、見事に表現しているのです。

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上野不忍池で撮影。

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プロフィール

ユキオ

Author:ユキオ
学生時代の頃より、東洋思想・インド哲学に親しむ。特にインドの思想家のクリシュナムルティと禅の道元禅師に影響を受ける

1998年 背中の強い痛みの改善としてヨガを始める佐保田鶴治氏、番場一雄氏、アイアンガー氏の著作をもとに毎日自宅にてアーサナの実習を行う。
2001年 綿本彰氏の綿本ヨーガスタジオにて、ハタヨガのアーサナの指導を受ける指導者養成コース上級終了 呼吸法コース終了
2003年 ケン・ハラクマ氏のIYCにて、アシュタンガヨガの指導受ける。IYCアシュタンガヨガ指導者コース終了
現在 IYCにて指導中

昼間は、システムエンジアとして背広を着てます。

問い合わせ・連絡先メールアドレス
asathomaom@gmail.com

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